仙台納骨堂の真言宗成田山国分寺インスタグラム

ネットで選びました

インターネットの情報を頼りに納骨堂を見学し、選びました

明宏さん(50歳)・公美さん(49歳) (仙台市)
故人 公美さんのお母様/ 行年73歳
 お元気だったお母様の突然の死。最期のお別れもできなかったことに無念さを感じつつも「お墓探し」がスタートしました。そうした中で注目したのが「納骨堂」。実際に見学を行い、親身な対応、温かな雰囲気、それらから醸し出される安心感が決め手となり、「真言宗成田山国分寺」を選ばれました。仙台市の中心部の自宅からも車で約15分。子どもたちも一緒に訪ねてはおばあちゃんの思い出話に花を咲かせているそうです。

母のお墓を探しに

お葬式はどのようにされましたか?
公美さん / 互助会に入っていたのでそこにお願いして、家族葬にしました。母のきょうだいは大阪にいるのですが、高齢でもあるので仙台まで来るのは無理だろうから連絡だけ入れて、私たちだけで見送ることにしたのです。
お墓はありましたか?
公美さん / ありませんでした。また、生前母とはお墓の話を全くしていなかったのです。私は嫁ぎ先のお墓に入ることになるので、そうすると母は一人きりになります。「どうしようか、散骨もいいかしら」と思ってインターネットで調べたり、周りの人に聞いてみたりしました。百か日まではなんとか決めたいと思っていたのですが、そのうちに納骨堂という選択があるということがわかりました。

百聞は一見に如かず、納骨堂の見学へ

見学されてみていかがでしたか?
公美さん / 仙台で2〜3件ありました。その中の1件を、見学に行こうと電話をしたら「ぜひ来てください。車で迎えに行きます」という感じで商売っ気たっぷりと言う感じでした。見学に向かったところ、場所がけっこう奥まっていて、普段私は車の運転をしないので、一人で来るのは無理というのが第一印象でした。納骨堂の中はとてもきれいでしたが、数が多すぎて迷いそうなほどでした。納骨堂の大きさやお骨を入れる数によって料金も違って、何十万円〜何百万円まで段階ごとに設定されているようで、私としては「母をお願いするのはここじゃないな」と直感したので、料金のことも詳しく聞かず帰ろうとしたら、「○日までお返事ください」と言われたので、驚きました。

戒名を取らなくてもよい

戒名はどうされましたか?
公美さん / 住職さんからは「必ずとらなくてもよい」というお話でしたので、母の場合はお願いしませんでした。百か日法要をして頂き、無事納骨しました。ようやく落ち着き先が決まり、母もほっとしたのではないかと思います。法要の費用も明確で、永代使用料が60万円、維持管理として護寺管理料が年間12000円以外に一切かからないのもありがたいですね。
明宏さん / お墓だと、暑いとか寒いとかありますが、こちらは室内なのでそういう気遣いが要らないのでいいですね。
公美さん / あとは、一人だけのお墓というのも寒々しいですが、納骨堂は独立しているとはいえ、一つ部屋でほかの方々とご一緒なので、なんとなく心強く感じます。母にも「お友だちいっぱい作ってね」と言っています(笑)。
3周忌法要はされましたか?
公美さん / 母の納骨堂の前で住職さんにお経を上げていただきました。法要の時は、真言宗成田山国分寺さんで頂けるので心強いです。
お墓についてどう思われますか?
明宏さん / 私の父の先祖代々の墓は石巻にありますが、今は伯父が守っていることもあり、今後はどうなるかまだわかりません。周りでもお墓のことで親せきともめたということも耳にするので、経済的な負担や将来、誰がどう維持管理するかについて子どもたちも含めて話し合う必要があると思いますね。
公美さん / そうした中で、今後ますます納骨堂が必要とそれるのではないかと思います。たとえ私たちの子どもたちが遠くで暮らすようになって、なかなかお参りに来られないとしても、ここでは毎日お経が聞こえて、お参りもしていただけるので安心だと思います。

お参りする人も癒されるオープンな雰囲気

そのほか真言宗成田山国分寺のよいところは?
公美さん / 毎日本堂から読経が聞こえ来るのがいいですね。毎年3月には、こちらでは地域の皆さんにお雛様を公開しているのですが、子どもたちの声や気配が納骨堂にも伝わっていると思うので、そうしたオープンな雰囲気も気に入っています。
明宏さん / お参りにこられている方々の様子を見ていると、やはりご自分の都合や、高齢者であれば体調に合わせてお参りされているようにみうけられます。「あたり前」なのかもしれませんが、そのあたり前が実はなかなか難しい。住職さんもそのほかの皆さんにもいつも声をかけていただき、「ゆっくりしていってください」と言って頂けるので、ほっとした気持ちになります。
公美さん /
いつも変わらぬ笑顔で、優しく接して下さり、おかげで私たちも癒されています。

元気だった母との突然の別れ

生前お母様はどんな方でしたか?
公美さん / 母は関西出身で生真面目で几帳面な人でした。私が結婚した後は、一人暮らしで、晩年は老人ホームに入り、そこからデイサービスにも定期的に通っていました。学生時代コーラスをしていたので歌が好きで、デイサービスでも童謡をみんなで歌ったり、カラオケなども楽しんでいました。私が子どもころはしつけに厳しかったですが、年齢と共に私を頼るようになり、私が何か言うと「はい、はい」と言って穏やかでした。
明宏さん / 私が印象的だったのは、結婚前に初めて家に行った時のことです。お義母さんのお手製の餃子をごちそうになったのですが、ほんと美味しかったです。お酒もガンガン飲まされて、みんなでカラオケして楽しかったなあ。お義母さんは結構お酒も強くて、スカッとしていい方だなあと思いました。その時お義母さんから「娘のことよろしく頼みます」と言われて、一人娘だから心配だったのだと思いました。
最期のお別れはできましたか?
公美さん / それが突然だったのです。朝に老人ホームから電話があり、「今日は確かデイサービスに行く日、何か足りない物があったかな」と思いながら出てみると「脈がないのです」と言うので、すぐに飛んでいきました。しかし、もう母は逝ってしまった後でした。
その日の朝、担当の方が母の部屋に行くと中から鍵がかかっていて、マスターキーで開けて入るともう息をしていなかったそうです。あまりに突然でショックでした。

明宏さん / 最後に会ったのは、10日ほど前です。お正月にお義母さんも交えて食事会をするのが家族の恒例の年頭行事なので、その時も仙台駅前のホテルで会食をしたのです。久しぶりに孫たちと一緒で楽しかったのだと思います。食欲もあって、「おばあちゃんが一番食べたかもね」と皆で笑ったほどでした。まさか、あの時が最後のお別れになるとは思いませんでした。

自分たちのタイミングでお参りできる「安心」

今のお気持ちは?
明宏さん / 非常に満足しています。なにしろ、近いのがいいですね。それから天気に関係なくお参りできるのもいいですね。うちは商売をしているので、休みを取ることができなかったり、用事があったりしてお彼岸やお盆にお参りに来られないこともあります。そんな時、自分たちの都合のよい時にお参りに来ても「うしろめたさ」を感じなくて済むという点もよいところではないかと思います。
公美さん / 私たちが行けない時でも、納骨堂にはほかの方がお参りして下さっていますからね。先頃はシルバーウィークがあり、休みがとれて夫婦で金沢まで旅行してきました。ちょうど秋の彼岸にあたっていたので、代わりに今日お参りしてきました。こんなふうに自分たちのタイミングでお参りできる点もありがたいところだと思います。

仙台納骨堂に関するお問合せは下記にて承ります。

真言宗成田山国分寺
住所   :〒980-0845
       宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉33–2
電話番号 :(022)225–8640
FAX  :(022)225–8655
タクシー代は成田山で負担します。 納骨堂見学のため仙台市地下鉄東西線川内駅の北1出入口からタクシーで来山下さい。片道の料金を真言宗成田山国分寺で負担いたしますのでタクシー領収書を御持参ください。